自己破産 免責
免責が自己破産では重要と言われています。免責とはそもそも何か具体的に解説いたします。こちらのページを読んでいただければ免責の内容を理解できるようになります。
免責をどのように生活に取り入れればいいのかわかるというメリットも発生します。
免責が決定されると支払の請求から解放されることになります。
免責とは何か。
それは債務者が借金の責めを免れるための制度でもあります。破産の申し立て免責許可は別物です。旧法では破産の申立てがあっても差押えがある場合がありました。新しい破産法では破産手続きの申立てと同時に免責許可の申立てができるようになりました。これはそれぞれの支払義務についてそれぞれ免責許可の申立てをしなくても免責許可の申立てをしたものとみなさせるということです。
免責の申立と免責許可がでることは別
免責の申立てをしていることと免責許可がでることは別物です。
免責許可をえるために裁判所にあなたの借金のリストを提出する必要があります。
これは債権者名簿の提出あります。
弁護士に依頼する場合でも自分で裁判所で自己破産の申立てをする場合でもどちらにしても準備する必要があります。借金の取立ての電話があったら明細の取り寄せの電話をするといいかもしれません。
免責の尋問
免責の尋問
破産の申立て後に尋問日が決まります。尋問当日は口頭で尋問があります。場所はもちろん裁判所です。出席者は債権者が出席する予定がありますが実態としてはほとんど債権者がであるサラ金業者やクレジット会社は出席していないのが現状の様子です。ちなみに友人などにお金を借りている場合は尋問日に出席する可能性は高いです。免責尋問日から
1週間から2週間で破産決定がします。
債権者側から何かされるの?
債権者側から意見申述期間の間に意見を提出することができます。破産管財人と破産債権者が免責に関する意見書を提出できます。
免責許可の除外理由とは?
裁判所は免責の許可を決定します。下記に該当しない場合です。
債権者を害する目的で財産を隠匿、債権者への不利益な処分で物件の価値を減少させる。
破産開始を遅延する目的で、著しく不利益な条件で債務を負担
特定の債務者に特定の利益を与える。
などですが、一部の債権者だけ有利になって他の債権者に不利益になる行為もそれにあたります。
免責許可決定
支払義務がまぬがれていきます。
資格制限がなくなります。
免責の効果
免責許可の決定をした時は破産者は、破産管財人による破産債権の配当を除いて、その破産債権に関して責任を免れることになります。
免責の取消
詐欺破産罪破産法265条の罪を犯して破産者に対する判決が確定した際に免責の取消しの決定をすることができます。
自己破産免責まとめ
自己産免責が許可されると支払義務から免れます。ですから免責許可が裁判所から通知が来るまでは油断は禁物です。 一方で免責の許可がでれば一安心ともいえます。